2022/08/09
夏のお散歩
ここ数年の夏は異常に暑いですね。
日中はもちろんのこと、
朝も8時頃から日差しがきつくて
外に出るのが嫌になります。
ましてや犬のお散歩となるとどうでしょうか?
皆さんは何時ころにお散歩に出かけていますか?
そして、地面に手を触れ、地面の温度を確認していますか?
時々真昼間に犬を散歩させている人を見ます。
これはもう現代の(特に都会の)夏にはあり得ない行為です。
お散歩に行かれる際、
是非地面に素手で触れてみてください。
コンクリートで火傷しそうになりませんか?
犬たちは素足ですよ。
是非わんちゃんのお顔の高さまでしゃがんでみてください。
犬たちは夏場でも毛皮を脱げませんよ。
どんな体感がするか想像してみてください。
熱中症だけが問題ではありません。
それを引き金にして免疫が下がると、
いろんな病気や症状を誘発してしまうかもしれません。
夏のお散歩は時間帯に制限があります。
出来るだけ涼しい時間に、無理をさせない程度の負荷で
わんちゃんの年齢や体調を考慮して行ってあげてください。
かと言って、
全くお散歩に行かないのは違いますのでご注意ください。
犬は人間よりも強い心臓を持っています。
使わないと錆びますよ。
2022/08/01
いよいよ夏本番!
今日から8月。いよいよ夏本番ですね。
ここ数年の夏の暑さは尋常ではなく、
犬や猫たちにとってもとても厳しい季節となっています。
特に原産国が寒い地域の犬種たちには、
日本の湿度の高い暑さは堪え難いものだと思います。
愛犬さんたちの原産国、知っていますか?
緯度の高い寒い地方(ヨーロッパやロシア原産など)の犬は、
めっぽう暑さには弱いものです。
室温は人間が「ちょっと寒いかな」くらいの温度がちょうど良かったりしますので
犬の適温を知り、温度管理を徹底すること、
そして暑い日中にお散歩に行かないことなど
気をつけていただき、
暑い夏を元気に過ごしたいものです。
犬の健康は飼い主次第です。
飼い主力磨いてまいりましょう!!
2022/07/23
温湿度管理について
温湿度計を置いていますか?
同じ空間にいても、人間が生活する高さと犬が生活する高さは違います。
私たちが快適と感じている温度の時、犬が生活している高さは
夏に冷房が入っている場合、寒すぎる場合があります。
冷たい空気は下に下がるため、床の素材によっても異なりますが
床に近いところの温度は、私たちが生活する高さよりも1〜2度低いことがあります。
猫は垂直移動ができる動物なので、快適な高さに移動できますが、
犬は平行移動の動物ゆえに高さを移動できません。
温湿度計を犬が移動する高さに置いてみていただき、
彼らにとっての快適温度管理を行ってあげてください。
サーキュレーターなどを使って、
冷え溜まりができにくいようにすることも
大変有効なことですよ。
2022/07/12
過ぎたるは及ばざるが如し
今年は梅雨が極端に短く、
身体が夏への準備ができる前に夏に夏になってしまったので
夏バテをしているわんちゃんがとても多いように感じています。
夏といえば活躍するのが保冷剤。
首に背中にお腹に、
さらにはカートの中まで冷たくし、
わんちゃんがキンキンに冷え上がっているケースが
少なくありません。
冷やしすぎると血管が収縮するため、血圧が上がります。
冷えた体を温めようと身体は必死で熱を作り出そうとします。
いわゆる冷えのぼせのような状態になり、
結局暑い&身体への負担は大きいです。
過ぎたるは及ばざるが如し。
昔の人はよく言ったものですよね。
何事もやりすぎることはやらないことに等しい。
もっと言うなら
やらないより悪い結果を生みだすことがあります。
程々が一番です。
2022/06/29
夏バテしていませんか?
梅雨も明け、毎日暑すぎる日々が早くも始まっております。
私のところに来てくださるわんちゃん達も、年齢に関係なく夏バテをしている子が多いです。
犬の夏バテもしますし、熱中症にもなります。
その子にとっての適温、そして湿度管理がとっても大切になります。
お散歩に行く時だけ首にアイスノン巻いていればいいのか、というとそうではありません。
(逆に冷やしすぎて体調を悪くしている場合もあります。)
私たちが生活している高さより、低い位置で生きている彼らの高さに合わせて
温湿度計を置いていただき、室内の空調管理を行ってあげてください。
この季節の過ごし方は正直難しいです。
無理をしすぎず、何事も程々に体力温存でお過ごしいただくことが夏を乗り切るには大切だなと感じております。