堺市北区から動物病院にはないドッグマッサージでシニア犬の健康や下痢の症状の根本療法を目指します。

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2022/10/11

自律神経と気候

こんにちは。 
季節が急に進み、体がついて行っていないという方も多いのではないでしょうか。 
これは犬や猫も同じ。 

本来ならば、夏の暑い季節から少しずつ涼しくなって冬に向かうはずなのに、 
夏から晩秋、かと思えばまた夏の陽気。。。
というように毎日毎日気温の波が大きく年化しています。 
これに戸惑うのは自律神経。 
交感神経と副交感神経がバランスを取り合って、
体の機能を一定に保とうとコントロールしてくれる神経ですが、
こうも気温や気圧が変動すると、バランスを保つことが大変になってくるわけです。 

結果、自律神経のバランスが崩れ、体のあちこちの不調が現れます。 
若い時は若さで乗り越えられるのですが、老齢になってくるとそうもいきません。 
コントロール不十分で体調を大きく崩してしまうことがよくあります。 
気候が良くなって、日中は外出しやすい陽気の日が増えておりますが、 
ちょっとした疲れが体調不良の引き金になりかねませんので、
特にシニアのワンちゃん、猫ちゃんとの外出やトリミング等は
十分に気をつけてあげてくださいね。

自律神経と気候
自律神経と気候

2022/09/19

犬は野菜を食べてはいけない??

こんにちは。
よく犬は野菜を食べてはいけないという話を聞きます。 
私も犬を飼い始めた時はその話を信じていました。 
ですが、ちゃんと体のことを学び、犬のことを学ぶ中で
そうではないとわかりました。 

細かい話をする前に、、、 
最近ふとテレビを見ていた時に動物園の飼育係さんの密着ドキュメントがやっていました。
ぼーっと見ていましたが、ハッとしたこと。 
動物たちのごはん作りの場面。
大量の色とりどりの野菜を刻んでました。 
思わず笑えました。 

そうだよね。 
他の動物たちがみんな野菜食べて元気にしてるのに
なんで犬だけあかんのじゃ!! 
犬はそんなに特殊な動物なんかい!! 
と逆に突っ込みたくなりました。 

どうですか? 
野菜について、それもそうだと思えませんか? 

犬にも猫にも野菜は必要。
哺乳類の内臓はそう変わりません。 
野菜を食べたから具合が悪くなるなんてことはありません。 
仮に野菜で何かおかしくなったように感じたのであれば 
その前に具合が悪くなる要因がその子の体にあったのでしょう。 

野菜は悪ではありません。

犬は野菜を食べてはいけない??
犬は野菜を食べてはいけない??

2022/09/01

実年齢と体内年齢

本日から9月。 
少し秋めいてきて朝のお散歩に慌てふためいて出て行かなくて良くなってきました。 
夏の暑さには春から構えていたせいか、今年は夏が短く感じました。 
とは言え、暑過ぎて気持ちまでバテてしまい、全く動けない夏でしたが。。 
9月になると、今年もあと何ヶ月、とカウントダウンしてしまうのは私だけでしょうか。

 一年はあっという間に過ぎ、かわいい愛犬や愛猫たちもその都度歳を重ねます。 
歳なんてとってもらわなくていいのに、、、 
愛犬が10歳を超えてくるとそんな風に感じるようになってきました。 

巷では人間に換算すると、犬は小中型犬で4歳、大型犬で7歳、猫は4歳、
一年間で歳を取ると言われています。 
そうかそうか、、、と以前の私はしみじみしたものですが、 
ちょっと待てです。 

人間も実年齢と体内年齢は異なりますよね。
実年齢より若い人、老いている人。。 
じゃあ犬や猫もその生活環境や生活習慣により、実際と中身が違ってしかるべきです。 
見た目に若い子、お歳な子、いてますよね。 

別に一年に4歳も7歳も歳を取らなくていいのです。 
ゆっくり歳(体内年齢)を重ねることは可能です。
そのためには彼らのからだのことを知り、
からだに無理をさせない生活を送れるよう食事・運動・睡眠・ケアなど
生活習慣のバランスを整えてあげることが飼い主には求められるでしょう。 

小さな家族との健やかな生活が1日でも長く続くため、
飼い主が彼らのためにできることはたくさんあります。

実年齢と体内年齢
実年齢と体内年齢

2022/08/22

体に夏の疲れが出る頃です

あっという間に8月も半ばを過ぎ、
まだまだ暑い日々の中にも少し秋の気配を感じるようになってきました。 
このちょっと涼しくなってきた時期というのは 
夏の暑さに耐えてきた疲れの溜まった体と、
涼しくなってホッとする気持ち、 
両者の差が体調を崩す原因となります。 

具体的には、例えば。。
気温が下がって快適になるため食欲が湧いてくる秋。 
しかしながらその食欲を支える胃腸の実態は夏の暑さにまいっており回復していません。 
疲れた胃腸でたくさん食べるので、消化不良を起こしやすくなり、
下痢や嘔吐などの症状に繋がってきます。 

食欲と消化能力は比例しません。 

食欲に任せてたくさん食べさせないこと。 
欲しがるからといって意のままに与えないこと。 
ここは飼い主が消化能力に合わせてコントロールをしてあげなければいけません。 

飼い主力はいつも試されています。
心と体の声に耳を傾けてあげられる飼い主でありたいものです。

体に夏の疲れが出る頃です
体に夏の疲れが出る頃です

2022/08/09

夏のお散歩

ここ数年の夏は異常に暑いですね。 
日中はもちろんのこと、
朝も8時頃から日差しがきつくて
外に出るのが嫌になります。 
ましてや犬のお散歩となるとどうでしょうか? 
皆さんは何時ころにお散歩に出かけていますか? 
そして、地面に手を触れ、地面の温度を確認していますか?
時々真昼間に犬を散歩させている人を見ます。 
これはもう現代の(特に都会の)夏にはあり得ない行為です。 
お散歩に行かれる際、
是非地面に素手で触れてみてください。 
コンクリートで火傷しそうになりませんか? 
犬たちは素足ですよ。
是非わんちゃんのお顔の高さまでしゃがんでみてください。 
犬たちは夏場でも毛皮を脱げませんよ。
どんな体感がするか想像してみてください。 

熱中症だけが問題ではありません。 
それを引き金にして免疫が下がると、
いろんな病気や症状を誘発してしまうかもしれません。 
夏のお散歩は時間帯に制限があります。 
出来るだけ涼しい時間に、無理をさせない程度の負荷で 
わんちゃんの年齢や体調を考慮して行ってあげてください。 

かと言って、
全くお散歩に行かないのは違いますのでご注意ください。 
犬は人間よりも強い心臓を持っています。 
使わないと錆びますよ。

夏のお散歩
夏のお散歩